ＤｅＮＡ・山下幸輝内野手（２８）が２６日、安定感を身に付け１軍定着を目指すと意気込んだ。この日は２軍施設ＤＯＣＫで汗を流した。

　昨季は１軍出場がなかったが、今季は３９試合で打率・２０９、１打点。シーズン途中には代打の切り札として存在感を発揮した。「昨季は１軍でプレーすることができなかったので、今季は覚悟を持って臨んだシーズンでした。その中で少しでも結果を残すことができたことはよかったです」と振り返った。

　飛躍を期す来季に向けて課題を明確にした。「代打での出場で勢いがある時はよかったのですが、それ以降失速してしまった」と反省。「今季より長く結果を出せるように体力をつけたいです」と年間通して戦うスタミナ強化に取り組んでいく考えだ。

　打撃では「完璧な当たりだけがヒットになるのではなく、詰まったり差し込まれたりしてもヒットが出るよう、常にライナーの意識を持って練習しています」と結果にこだわる姿勢。プロ７年目のシーズンへ鍛錬のオフを過ごす。