巨人・原監督 菅野メジャー挑戦後押しも複雑な胸中「行きなさいとは言えない」

 巨人の原辰徳監督(62)が26日、今オフにポスティングシステムによる米大リーグ挑戦の可能性がある菅野智之投手(31)について、右腕の夢を応援する気持ちと、監督としては残ってほしいという複雑な胸中を明かした。

 夢は理解しているが、戦力としては残留してほしい思いがある。この日、日本シリーズを戦った福岡から帰京。菅野について、監督、伯父・原辰徳の立場として素直な思いを明かした。「監督という立場であるならば、残ってくれるということがベストですよ。それはね。『行きなさい』とは言えないですよ。はっはっはっ」と苦笑いした。

 一方で、おいっ子でもある菅野のメジャーリーグへの憧れは、これまでも本人から聞いてきた。球団幹部も「監督も本人の意思を尊重し応援する」と明かしており、ポスティングシステムでのメジャー移籍を容認し、全面的に応援に回るのは確実。ただ、今季もエースとして先発陣を支え、リーグ連覇に貢献。大黒柱が抜ければ来季の戦力ダウンは必至なだけに、残ってほしい思いもある。

 「彼のことだから、一生懸命考えるでしょう。ダラダラとは考えないと思う」。メジャー挑戦か残留か-。どんな決断を下したとしても、サポートし続ける気持ちに変わりはない。

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