楽天・則本昂「悔しさを力に」来季コロナ打破&チーム浮上へ奮闘 現状維持で更改

 楽天・則本昂大投手(29)が26日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、7年契約の3年目となる来季は現状維持の年俸3億円プラス出来高払いで更改した。(金額は推定)

 球団はコロナ禍での苦しい経営状態を交渉の席上で全選手に説明。現状を聞いた選手会長の則本昂は「来季も試合ができなければ、さらに状況は悪化する。球団存続へどうすればいいかを話し合う場を設けてもらう」とさらなる感染拡大の際に、球団と選手が密に意見交換を行うとした。

 その上で「選手も何かできないかということは相談した」とスポンサーやファンへ向けた新たな取り組みを提案。今季は自身も5勝止まりでチームも4位となり、「悔しさを力に変えてやりたい」と則本昂。グラウンド内外でコロナ打破とチーム浮上へ奮闘する覚悟だ。

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