ヤクルトが２７日、前パイレーツのホセ・オスナ内野手（２７）の契約締結を発表した。

　オスナは球団を通して、「ヤクルトスワローズの一員になれ、心の底からうれしく、大変光栄です。日本文化を学ぶこと、新しい友達を作り、たくさんのファンの皆さんにお会いできることをとても楽しみにしています。チームが優勝できるように一生懸命練習し、最善を尽くすことをお約束します。アリガトウ」とコメントを寄せた。

　オスナはパイレーツのユニホームを着た自身の写真にヤクルトのチームロゴと「ＨＥＬＬＯ　こんにちは」の文字を入れた１枚を投稿。英語で「日本プロ野球の東京ヤクルトスワローズと２０２１年の契約を結んだことをお知らせできて光栄に思います。この新たな一章の始まりにわくわくしています」などと喜びをつづった。

　ＭＬＢネットワークのジョン・ヘイマン記者によると、１年契約だという。

　ベネズエラ出身のオスナは０９年１２月、１７歳の誕生日を前にパイレーツと契約し、１７年４月にメジャーデビューし、メジャー４年の通算成績は２７６試合、打率・２４１、２４本塁打、８８打点。右打ちのパワーヒッターで１９年に打率・２６４、１０本塁打、３６打点をマークした。今季は一、三塁だけでなく、外野両翼を守り、打率・２０５、４本塁打、１１打点を残した。