日本ハム・吉田、侍入り猛アピール 稲葉監督評価「将来性感じる」【NPB】
「フェニックス・リーグ、中日3-5日本ハム」(27日、SOKKENスタジアム)
日本ハムの吉田輝星投手(19)が27日、みやざきフェニックス・リーグの中日戦(SOKKEN)に先発。今季最終登板は6回6安打2失点も、チームを指揮した「侍ジャパン」の稲葉監督に己の才能を強く印象付けた。
「絶不調だった」と振り返るこの日の登板。持ち味の直球がさえず初回から失点した。それでもスライダーやフォークを有効に使い徐々に対応。「調子が悪くてもゲームがつくれた」と“大人の投球”を披露した。
指揮官は吉田輝について「手元の伸びもあるし、球数を投げる体力もある。将来性を感じる」と称賛。金足農時代にU-18日本代表を経験した右腕は、「あのユニホームを着てプロの舞台でやってみたい」と新たな目標に向け意欲を高めた。