ヤクルト・歳内“千賀カット”で来季飛躍だ「小さい変化球を投げたい」
ヤクルトの歳内宏明投手(27)が28日、新球習得に挑戦していることを明かした。目標はソフトバンク・千賀のようなカットボール。「来年もNPBで勝負できるので、(球団の)期待に応えたい」。すでにブルペンでの試投も終えたといい、右腕の恩返しは続く。
最大の武器であるフォークで、NPB復活勝利を果たした。それでも今季7試合で感じた足りなさ。「カウントも取れて、内野ゴロを打ち取れるような。小さい変化球を投げたい」と新球の練習にすぐさま取りかかった。
YouTubeでさまざまな投手の握り方も研究。全ては来季への飛躍につなげるためだ。古巣・阪神への勝利も来季へ持ち越したが「しっかりアピールして、開幕ローテに入りたい。全部勝ちたいです」。強い思いで、進化を目指す。