ロッテ・沢村拓一投手（３２）が３０日、今季取得した海外ＦＡ権の行使を表明した。千葉市内の球団事務所を訪れ、ＦＡ権行使の申請書類を提出した。

　ＺＯＺＯマリンスタジアムでのトレーニング後に取材に応じ「行使をしたことによって、日米４２球団と交渉が可能になった」と説明。メジャー移籍、国内移籍、ロッテ残留を含めた選択肢があるとし「自分のことを一番必要としてくれる球団で腕を振っていきたい」との考えを明かした。

　大リーグについては「最高峰の舞台。世界中の優れた選手がプレーしている。憧れや夢もあります」と明かした。

　１１月１５日のＣＳ敗退後、「（海外ＦＡ権の行使は）終わったばかりなので、これからゆっくり考えます」と語っていた沢村が、すでに、決意していた海外ＦＡ権の行使を表明した。ついに沢村が夢の実現に向けて動き出す。