ソフトバンク・和田 水島さんに感謝「あぶさん」のように「情熱ある限り」現役続行だ
ソフトバンクの和田毅投手(39)が1日、水島さんの引退発表を受け、ペイペイドームで感謝を口にした。
人気漫画「あぶさん」の主人公・景浦安武はホークスの強打者として描かれ、実在の選手も登場した。和田は「自分も漫画の中で登場させてもらって、初めてのことだったのですごくうれしかった。球場でも気さくに話していただいた。『あぶさん』はずっと読んでいて『あ、また出ている』と思った。すごくフォームの特徴を捉えて描いてもらって、うれしかった」と振り返った。
水島さんは81歳まで作品を生み出し続けた。「ずっと漫画を描く中で、その情熱を失わずに現役でいられたというのは、野球の世界では想像できない」。来年2月で40歳になるベテランも敬意を表した。
あぶさんの主人公・景浦は現役を63歳シーズンまで続けた。現実世界では「並ぶのは難しい」としながらも「情熱がある限り、必要とされている限りやっていきたい」。プロ19年目へ、和田は情熱をたぎらせていた。