自由契約132選手 動向に注目が集まる“大物”は…
日本野球機構(NPB)は2日、今季の支配下選手のうち、各球団が来季の戦力として契約する権利を持つ保留者名簿を公示した。
保留者名簿を外れ、自由契約となった132選手には多くの大物も含まれた。通算2171安打のソフトバンク・内川、阪神・福留は日米通算2407安打の実績を持つ。同じく阪神のベテラン左腕・能見は通算104勝と経験豊富で、今季も中継ぎで34試合に登板。巨人は13年開幕投手の宮国ら最多15人を公示した。
今季活躍した外国人ではセ・リーグのセーブ王に輝いた阪神・スアレス、24本塁打を放った楽天・ロメロ、日本シリーズでも好投したソフトバンク・ムーアの名前も。160キロ超の速球を武器に49試合に登板した西武・ギャレット、NPB通算198本塁打で来季は日本人扱いとなるDeNA・ロペス、シーズン途中にロッテへ加入したチェン・ウェインも勝ち星こそなかったが健在ぶりを示した。
132選手の中には今後、残留交渉を継続していく選手も含まれている。また、7日に12球団トライアウトが行われた後、他球団との入団交渉が解禁となる。