ヤクルト 小川との残留交渉結論出ず 期限いっぱいまで熟考も
今季国内FA権を取得したヤクルトの小川泰弘投手(30)が2日、都内で球団と残留交渉を行ったが、結論は出なかった。4日の期限いっぱいまで熟考を重ねていく模様だ。
約40分間の交渉で、揺れる思いは固まらなかった。球団からの条件提示が改めて行われ、小川自身も評価を理解。それでも「金額ではない、野球人生の中でけじめの年っていうのをすごく考えて悩んでいる」と思いを明かしたという。
申請期間の締め切りは4日と迫る。球団側は右腕からの吉報を待ちわびると同時に、本人の思いも尊重。交渉にあたった球団幹部は「残留してほしいという気持ちは伝えた。でもあさって(4日)まで考えさせてほしいと。その気持ちもわかるので、じっくり考えて返事をしてください」とやり取りを明かした。