日本ハムがアーリンと契約合意 栗山監督「投球術心得ている」「ローテの一角を」

 日本ハムは3日、前ブレーブスの左腕ロビー・アーリン投手(30)と契約合意に達したと発表した。

 アーリンは09年ドラフト3巡目でレンジャースと契約。11年にパドレス、今季途中からブレーブスでプレー。主に先発としてプレーし、メジャー通算13勝20敗、防御率4・85、マイナー通算33勝21敗2セーブ、防御率3・97だった。

 アーリンは日本ハムを通じて「日本の文化に触れながら生活することも本当に楽しみです。これは私が野球選手として成長できる大きなチャンス。与えられた役割を十分に果たし、チームの勝利、その先の優勝に貢献出来るよう精いっぱい努力していきます」とコメント。

 栗山監督は「『投球術を心得ている』というのがアーリン投手の第一印象です。ストレートの平均速度は140キロ中盤ですが、制球力の高さが際立ちます。また、特徴のある大きなカーブと打者のタイミングを翻弄(ほんろう)するチェンジアップを中心に豊富な球種を駆使し、自ら『攻め方』を組み立てられる力は目を引きます。22歳でメジャーデビューし、大舞台での経験も重ねているため、日本の野球への順応も早そうです。ピンチでも顔色ひとつ変えない冷静さも頼もしく、要所を任せられるはずです。2021年のファイターズローテーションの一角を担ってくれると信じています」と期待した。

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