ロッテ・ドラ1鈴木、準備の大切さ教わった…恩師・木内監督に恩返し誓う【NPB】
ロッテのドラフト1位・鈴木昭汰投手(22)=法大=が4日、横浜市内で入団交渉し契約金1億円プラス出来高払い5000万円、年俸1600万円で合意。11月24日に89歳で死去した常総学院の元監督・木内幸男氏に恩返しすると誓った。(金額は推定)
恩師から指導を受けたのは常総学院3年時で当時、木内氏が臨時で監督を務めていた。先発予定だったが、試合前の投球練習の際に「準備ができていない」と急きょ、“降板”させられた。これをきっかけに「常日頃から準備を大切にするようになった」と成長させてくれた。
木内氏からは期待の裏返しで「怒られてばっかりだった」と振り返った鈴木。それでも「反骨心で頑張ってこられた」と感謝の思いを忘れることは決してない。
最速153キロの直球が武器の左腕で、先発ローテ候補として期待されている。「最高のプレーをお世話になった全ての人に見せたい」と力強く意気込みを示した。