中日・山井“愛あるチームづくり”訴え 40%減の2790万円でサイン
今季6試合登板に終わった中日・山井大介投手(42)が4日、ナゴヤ球場で契約更改交渉に臨んだ。25%の限度額を大幅に超える40%減の2790万円でサイン。交渉は予定されていた30分を超える45分に及び、球団首脳に訴えたのは愛情あるチームづくりだった。(金額は推定)
「チーム全体として、もう少しドラゴンズに愛情のあるチームづくりをしてほしい、と伝えました。1軍と2軍がひとつにならないといけない。ユニホーム組だけでなく、営業、企画、携わる方みんなで優勝したい」
球界最年長投手として臨んだ今季はリリーフ登板6試合で勝敗はなく防御率9・00。自身の成績はふるわず、文字通り来季は正念場だ。
「悔しいシーズンでした。契約していただいたことに感謝しています。(来季は現役)最後になるつもりでプレーして、少しでも勝利に貢献したい。言われたらいくし、投げろといわれたところで投げます。勝利のピースになればいい」と山井。覚悟の20年目へ向け、語気を強めた。