元ソフトバンク・松田遼馬は144キロ 1安打許すも空振り三振奪う「力出せた」
プロ野球12球団合同トライアウトが7日、行われ、元ソフトバンクの松田遼馬投手は元ソフトバンクの日暮、元楽天の耀飛、元ヤクルトの田代と対戦した。
日暮を外角の直球で空振り三振、耀飛を直球で追い込んでからのカーブで三ゴロ、田代には143キロの直球を詰まりながら右前に運ばれた。最速は144キロだった。
「自分の持てる力を出せたピッチングだったなと思います。真っ直ぐを見てほしかったので思い切り腕を振ることができたので良かったと思います。持っている以上の力は出ないので準備をしっかり一日一日をトレーニングしてきました」と満足そうに話した。
松田は長崎県立波佐見高から11年ドラフト5位で阪神入り。リリーフとして、2年目から1軍で23試合に登板し1勝2敗5ホールドの成績を残した。18年にはソフトバンクに移籍、19年は自己最多の51試合に登板した。今季は1軍での登板がなかったが、2軍では36試合に登板、3勝3セーブ、防御率2・25の好成績だった。