元ロッテの守護神・内竜也、圧巻の三者凡退に笑顔「この時期にしては投げられた」

投球する元ロッテ・内竜也=神宮球場(撮影・中田匡峻)
三者凡退に抑えた内竜也(右)を拍手でたたえる新庄剛志氏=神宮球場(撮影・高石航平)
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 プロ野球12球団合同トライアウトが7日、行われ、元ロッテの守護神・内竜也投手(35)が登板。元日本ハムの黒羽根、元西武の永江、元巨人の広畑と対戦した。

 黒羽根を遊ゴロ、永江をフォークで空振り三振、広畑を一ゴロに打ち取り笑顔を見せた。

 「疲れました。久々にバッターに投げたのでストライクゾーンで勝負しようと思いました」とこの日の感想を述べた。

 これまで数多くの故障を経験してきた。「痛めた箇所がいろいろあったので、寒い時期になるとうまく動かない部分があるので、それが出なければいいなと思いました。100ではないけど、この時期にしては投げられたと思います」と納得の表情だった。

 最速154キロを誇りながら、この日の直球は140キロ前半止まり。「もともと真っ直ぐより変化球の方が投げやすかったので、スピードが出ないことにこだわることはなかった」と振り返った。

 内は川崎工高から03年ドラフト3巡目でロッテ入り。1年目の04年は1軍で4試合に先発しながら、2軍ではクローザーとして登板。10セーブを記録した。最速154キロの直球とスライダーを武器にリリーフとして活躍しながら07年以降は右肩、右足首、右肘など相次ぐ故障に悩まされた。

 17年に50試合登板、16セーブ、18年は自己最多の58試合登板、26セーブを挙げたが、19年以降は右肘手術の影響で1軍登板はなかった。通算308試合登板、20勝12敗56セーブ、87ホールド、防御率3・33。今季は2軍で24試合に登板。4勝1敗1セーブ、防御率5・56だった。

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