元巨人・藤岡貴裕は無安打2三振、最速145キロ 11年ロッテドラ1

 プロ野球12球団合同トライアウトが7日、56選手が参加して行われた。元巨人の藤岡貴裕投手(31)は元楽天・耀飛、元ヤクルトの田代、元ソフトバンクの日暮と対戦。三者凡退2三振に抑えて、貫禄の違いを見せつけた。

 カウント1-1からの対戦。耀飛を144キロの外角高めの直球で空振り三振。田代は144キロの直球で中飛。日暮を142キロの直球で空振り三振に仕留めた。この日の最速は145キロ。球数はわずか6球、内訳は真っ直ぐが5球、スライダーが1球だった。

 藤岡は桐生一高から東洋大に進学し1年春からリーグ戦で登板。MVP2度、通算49試合登板、27勝9敗、防御率1・31、323奪三振を記録。巨人・菅野、広島・野村とともに大学ビッグ3として注目。11年ドラフトではロッテ、横浜、楽天の3球団から1位指名を受け、抽選の末にロッテ入りした。

 ロッテでは開幕3戦目でプロ初先発初勝利を挙げた。だがコンスタントに成績を残せず、18年にトレードで日本ハムに移籍。19年にはトレードで巨人に移籍した。今季は12試合に登板、0勝0敗、防御率3・12だった。プロ通算178試合21勝32敗16ホールド、防御率は4・14。

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