新庄氏は3打数1安打1四球で終了 左前タイムリーで強烈存在感
プロ野球12球団合同トライアウトが7日午前から行われ、56人が参加した。
阪神や日本ハム、大リーグでプレーし、06年に引退した新庄剛志氏(48)も参戦。3打数1安打1四球で、強烈な存在感を示した。
この日は現役最後に所属した日本ハムの背番号1のユニホーム、赤いリストバンドに身を包んで登場。衝撃の一打はシート打撃の第4打席に飛び出した。一、二塁の状況で打席に。ヤクルト・日隈ジュリアスの初球をファウルしたが、2球目の126キロを合わせて痛烈なライナーで運ぶ左前打。タイムリーとなった。一塁ベース上で満面の笑みでガッツポーズも作った。
この日は無観客の完全非公開。それでも新庄氏の熱心なファンが球場外に駆けつけており、左前打の瞬間には拍手もわき起こった。
それまでは二ゴロ、四球、二ゴロ。一塁、二塁、三塁、外野を守ったが、守備機会はなかった。