内川、ヤクルト入団決めた 近日中に正式発表 背番号は「7」が最有力
ソフトバンクを退団し自由契約となった内川聖一内野手(38)がヤクルト入りを決めたことが7日、分かった。契約可能となったこの日に複数球団が接触。横浜(現DeNA)在籍時代に指導を仰ぎ、恩師として慕う杉村繁1軍打撃コーチ(63)の存在が即決の決め手となったようだ。背番号は「7」が最有力で、近日中に正式発表される見通し。
内川は決断への思いと理由を明かした。「お誘いいただけたことにまず、感謝しなければならない。ヤクルト球団から『力を貸してほしい』と言ってもらえたことがうれしかった。決断を長引かせるのは良くないとも思っていた。何より、スギさん(杉村打撃コーチ)の存在が一番です」
内川が右打者史上最高打率となる・378で自身初の首位打者に輝いた横浜時代の2008年。NPBで現役最多の2171安打を積み重ねた打撃の基盤を築いてくれたのが、当時の杉村コーチだった。“再タッグ”で完全復活を目指す。
「これからはヤクルトのために、どんな役目でもこなしたい」。プロ21年目へ、覚悟を持って新天地に臨む。