元阪神林威助氏が台湾中信兄弟1軍監督就任

 阪神OBで、台湾プロ野球(CPBL)中信兄弟の2軍監督・林威助氏(41)が、来季から1軍監督に就任することが7日、同球団から発表された。3年契約。2軍監督を務めた3年間では2度、チャンピオンシップで優勝に導き、今季は準優勝と手腕を高く評価された。

 林氏は近大から02年度ドラフト7巡目で阪神に入団。07年には115試合に出場して、15本塁打を放つなど活躍した。度重なるケガに泣いたが、掛布氏の後継者として背番号「31」を付けるなど、ファンからも愛された。

 13年の阪神退団後は、台湾に戻って現役を続けた。17年限りで現役を引退。チームに残って今季まで2軍監督を務めていた。元虎戦士が第2の人生でも活躍を続けている。

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