ヤクルトがソフトバンク退団の内川聖一と契約合意 恩師存在が決め手

 ヤクルトは8日、ソフトバンクを今季限りで退団し自由契約選手として公示されていた内川聖一内野手(38)と契約合意に達し、11日に正式契約を結ぶことを発表した。

 交渉解禁日となった7日に複数球団が接触したとみられたが、横浜(現DeNA)在籍時代に指導を仰ぎ、恩師として慕う杉村繁1軍打撃コーチ(63)の存在が決め手となり契約合意に。希代のヒットマンが11年ぶりとなるセ・リーグ復帰で完全復活を目指す。

 内川は大分工から2000年のドラフト1位で横浜(現・DeNA)に入団。08年に首位打者のタイトルを初めて獲得した。10年シーズン終了後にFA権を行使して、ソフトバンクへ移籍した。

 初年度の11年に首位打者を獲得。以後も勝負強い打撃で、チームの中心を担い続けた。しかし、今季は1軍出場がかなわず、今季限りでの退団が発表されていた。

 通算成績は7161打数2171安打。196本塁打、957打点。通算打率は・303。

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