巨人・大竹が500万減の4500万円で更改「1年間通して働けなかった」
巨人・大竹寛投手(37)が9日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、500万減の4500万円でサインした。(金額は推定)
今季29試合に中継ぎとして登板し、キャリアハイの16ホールドを記録。7月19日から8月19日まで12試合連続無失点を重ねるなど、リーグ連覇に貢献した。今季を「優勝が決まる前の26試合で自分なりに貢献できたのではという気持ちはある」と振り返った。
それでも開幕前に右肩周辺の肉離れで出遅れたことや、9月に腰の張りで約1カ月戦線離脱したことを反省。「ケガをして1年間を通して働けなかったのはチームに対して申し訳ない気持ちはある」と話した。
来季からは投手陣最年長となる見込みの右腕。「口であまり言うことは得意ではないので」と背中で語る姿勢だ。その上で「若い選手も多いので聞かれたら答えるし、困っていたら答えるという気持ちではいる」とサポート役にも徹する意気込みを示した。