楽天・茂木栄五郎内野手（２６）が９日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、７００万減の来季年俸７４００万円で契約を更改した。（金額は推定）

　新主将として臨んだ今季は、序盤は１番打者として、７月以降は３番、９月に入り４番を打つなど打線の中軸としてチームをけん引。だが、腰を痛めて９月３０日に出場選手登録を抹消されると、１軍復帰を果たせないままシーズンを終えた。

　結局、出場７１試合にとどまり、打率・３０１、７本塁打、３３打点の成績。「途中で離脱してしまったのが悔いが残る」と悔しさをにじませた。

　シーズン中から三塁を守る機会もあったが、離脱後は遊撃のポジションに定着。「まだまだショートで勝負したい気持ちを持っている。もう１回レギュラー争いをできるようにしたい」と話した。

　その上で、来季へ「ケガをしない体作りが一番。１年間、チームの勝利に貢献できる戦力として、戦い抜ける体を作りたい」とオフの練習での課題を口にしていた。