巨人・野上、1・2億の大減俸 減額制限超え3000万円で更改「なにもできていない」
巨人・野上亮磨投手(33)が10日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1億5000万円から野球協約の減額制限(1億円以上は40%)を超える1億2000万減(80%減)の3000万円でサインした。(金額は推定)
「なにもできてないんで」と納得して判を押したという野上。今季は1軍登板なしに終わり、2軍でも18試合に登板し、0勝3敗。昨秋に左アキレス腱(けん)を断裂した影響もあって思うような不本意なシーズンを送った。
球団からは「やってもらわないと困る」と投げかけられたという。来季はチームの投手陣の中では大竹に次ぐ、年長者となる。「1年間ケガばかりだったので。それを来年は良い方向にしていかないとという気持ちです」と前を向いた。