巨人・坂本「あのレベルに勝てるよう」ソフトバンクを意識 5年契約の3年目へ
巨人・坂本勇人内野手(31)が10日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の5億円でサインした。5年契約の2年目のシーズンを打率・289、19本塁打で終え、リーグ連覇に貢献した。(金額は推定)
今季は開幕前に新型コロナウイルスに感染。「僕自身も入院することになってしまって、1年間どういう風に戦っていけるのかなっていう不安の中でスタートしたシーズンだった」と振り返ったが、115試合に出場してチームをけん引し続け「大きなケガなくもなくチームに帯同できたってことは、本当にそこが一番ほっとしている」と語った。
来季もキャプテンとしてチームも引っ張る意気込みも見せ、球団にはコンディショニング面の設備などについて要望した。
日本シリーズではソフトバンクに2年連続で辛酸をなめ「個々の力をもっとパワーアップしないと中々簡単には勝たせてくれないなと感じました」という坂本。「あのレベルに勝てるようにっていう新しい目標ができた」とさらなる高みを目指していく。