巨人 梶谷獲得を発表 DeNAを通じてファンへ「心から感謝」
巨人は11日、DeNAから国内FA宣言した梶谷隆幸外野手(32)から入団の意向が伝えられたことを発表した。今後、正式契約を結ぶ。
日本シリーズでソフトバンクに2年連続の4連敗を喫した巨人は、来季の9年ぶりの日本一を目指して手薄な外野の補強に着手。他球団との交渉解禁翌日の7日に都内で交渉していた。
梶谷は島根・開星高から2007年に高校生ドラフト3巡目で横浜(現DeNA)入り。今季は主に1番打者として109試合に出場。リーグ2位の打率・323、19本塁打、53打点を記録した。通算成績は895試合で打率・269、119本塁打、397打点。
DeNAも梶谷の退団を発表。梶谷は球団を通じて以下の通りコメントした。
「14年間在籍した球団には本当に心から感謝しています。また、FA権を取得することができたのは、チームの皆さんのおかげだと思っています。ファンの皆さまには、良い時も悪い時も14年もの長い期間応援していただきありがとうございました。
思い出としては、満員の横浜スタジアムで出場した際に盛大な拍手を送っていただいたことです。特に調子が悪い時であっても、代打での出場時にファンの皆さまから大きな声援と拍手を頂いたことはとてもうれしかったです。本当に感謝しています」