西武・山川 来季テーマは「気」 集中力の重要性を実感
西武の山川穂高内野手(29)が13日、埼玉県所沢市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、4000万減の1億7000万円でサインした。打率・205、24本塁打、73打点と低迷。シーズン終盤には右足首痛で戦線を離脱した。(金額は推定)
「自分の成績は駄目だった。けがのせいではない」。あらためて集中力の重要性を実感。来季のテーマには「気」を挙げた。
「野球はメンタルではないとずっと言ってきたけど、集中力をどれだけ打席で高められるかは、心の持ち方や頭のまとめ方になると思う。それがうまくできれば自分の力を最大限に発揮できる回数も増えると思う」
現在はリハビリと並行して合気道の本を読んでおり、今後は道場にも足を運ぶ予定。「(指導した)荒川さんは合気道の有段者。王さんが刀を振ったとか、落合さんも暗闇で素振りをしたと言っていた。一周回って過去こそ最新なんじゃないかなと」。屈辱の1年を乗り越え、新しい山川が生まれる。