巨人・松原聖弥外野手（２５）が１５日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、１６００万増の２２００万円でサインした。（金額は推定）

　７月２５日・ヤクルト戦（神宮）で１軍デビューを果たした。いきなりプロ初ヒットとなる二塁打を放ったが、センター後方の飛球をグラブからこぼし（記録は二塁打）、酸いも甘いも味わった。この一戦を松原は「（今季）一番印象に残っている」と振り返った。

　８月１８日の阪神戦以降はスタメンに定着。打率・２６３、３本塁打の成績を残し、飛躍のシーズンとなった。来季から背番号は「５９」から、かつては松本哲也２軍野手総合コーチが着けていた「３１」に変更となる。同じ外野手で育成出身という共通点も多い先輩の番号を受け継ぐこととなり「本当に松本コーチは２軍の時にずっとお世話になっていたコーチだし、同じ育成から入団で尊敬というか目標にしていた先輩、コーチなのでそこは本当にうれしい番号」と笑顔を見せた。