ヤクルト 小川と残留交渉「進展なし」25日をめどに「なるべく早く返事はほしい」
ヤクルトからFA宣言した小川泰弘投手(30)が15日、神宮クラブハウスで残留交渉を行った。
球団はこれまでに提示した条件に加えて、出来高の内容を明示。ただ、小川から再考するという意思を伝えられたという球団幹部は「進展なし」と強調。今後も交渉を重ねる方針だが、今月25日をめどに「なるべく早く返事はほしいと伝えた」と明かした。
今季ノーヒットノーランを達成した小川はFA宣言した今月4日に「残留するにしてもしないにしても、納得して来年以降の野球人生につなげたい。思いっきり野球をするために、今しっかり悩むことが一つの財産になる」とコメント。来季の残留を望むヤクルトに加えて、日本ハムが調査を進めている右腕は熟考の日々を送っている。