セ・ベストナイン 阪神、中日からは選ばれず…飛躍の大山、沢村賞の大野雄ら及ばず
セ・パ両リーグは16日、今季のベストナインを発表した。
セ・リーグは2連覇を果たした巨人から菅野ら12球団最多の5人が選出された。それ以外では、広島から2人(鈴木誠、菊池涼)、DeNA(佐野)、ヤクルト(村上)からそれぞれ1人が選ばれた。一方で、今季2位の阪神、同3位の中日からは1人も選出されなかった。
阪神は、大山がリーグ2位の28本塁打、同3位の85打点と大きく飛躍を遂げた。大山は一塁手、三塁手部門などで名前が挙がったが、本塁打、打点の二冠を獲得した巨人・岡本(三塁手)、3割、28本塁打、86打点を挙げたヤクルト・村上(一塁手)に及ばなかった。
球団史上初の新人からの2年連続盗塁王となった近本も外野手部門で7位に終わった。また、捕手の梅野も111票で、巨人・大城の160票には及ばず、次点に終わった。
中日は、大野雄が防御率のタイトルを獲得したほか、両リーグ最多の10完投をマークして沢村賞にも輝いた。しかしベストナインでは、201票を獲得した菅野の約半数の111票で2位終わった。また、2年連続で最多安打のタイトルを獲得した大島も外野手部門で5位にとどまった。