日本ハムの杉浦稔大投手が１６日、札幌市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み１７００万増の年俸３７００万円でサインした。（金額は推定）

　今季は１７試合の登板で、自己最多の７勝をマークし防御率３・１３と安定した成績でチームに貢献した。「まだまだ上を目指せる数字だとは思うが、今までのシーズンの中ではやっと１つ、ベースになる数字を残せたシーズンかなと思う」と振り返った。

　また、今季は最終戦となった１１月９日のロッテ戦（ＺＯＺＯ）でプロ初セーブもマーク。来季の起用法について、球団には「どこでも好きなように使ってください」と伝えた。球団側からは、「いい意味で悩みが増えた。（先発と抑え）どっちになっても優勝するために活躍してもらわないと困ると言ってもらった」と明かした。

　今オフに向けて、「先発のつもりでまずは準備して、どっちにしてもケガをしない体作りは共通なので、まずはそこをしっかりとやろうと思っている」と意欲を語った。