ソフトバンク・栗原 1000万円から4400万への大幅増「浮かれることなく」【NPB】
日本シリーズでMVPを獲得したソフトバンクの栗原陵矢捕手が18日、ペイペイドーム内の球団事務所で契約更改を行い、今季年俸1000万円から340%増となる4400万円でサインをした。(金額は推定)
栗原は捕手登録ながら今季は打撃を買われて一塁手や外野手で出場機会を増やし、チーム2位の118試合に出場。シーズン打率2割4分3厘ながら得点圏打率は3割3分3厘を残してリーグ4位タイの73打点をマークした。シーズン途中には4番を打ち、最終的には5番打者に定着した。
「球団からは、チャンスを掴んで優勝に貢献してくれたと言ってもらえました。すごく嬉しい評価ですし、ここまで(年俸が)上がったのが初めてなので素直にありがたい」と喜びの声を上げたが、表情が緩むことはなかった。「次が実質2年目。浮かれることなく、しっかり気を引き締めないといけない。打率3割。そして、フルイニング出場も目指したい」と視線は早くも来季を向いていた。