中日戦力外の伊藤準規が引退を発表「野球界を退くことを決意」トライアウトで3者三振も
中日から戦力外通告を受けた伊藤準規投手(29)が18日、自身のインスタグラムで引退を報告した。
「junki_itohを応援して頂いたすべての方々へ」と書き出し、「2020年12月7日にトライアウトに参加し、NPB現役続行を目指していましたが、他球団から声が掛かることはありませんでした。
ここで野球界を退く事を決意しました。
中日ドラゴンズで2009年から2020年まで、12年間お世話になりました。
この12年間応援して頂き本当にありがとうございました。
心より感謝申し上げます」と記した。
今後については「この先の事はまだ決まっていませんが、また決まって落ち着き次第報告させて頂きます。本当にありがとうございました」とつづった。
伊藤は岐阜城北高から08年ドラフト2位で中日入り。1年目の09年に1軍登板を果たし、10年には初勝利を飾ったが右肘痛などに泣いて好成績は残せなかった。今季は登板1試合止まり。プロ通算83試合に登板、7勝11敗10ホールド、防御率4・26だった。
トライアウトでは3者三振の好投を披露していた。