中日・ビシエドが素振り再開「最初は怖かった」左肩脱臼から2カ月
10月下旬に左肩を脱臼してリハビリ生活を送る中日のダヤン・ビシエド内野手(31)が19日、中日屋内練習場でトレーニング。負傷後初めてバットを握り約20回素振りをした。
「最初は怖かった」。鏡の前でまずは1スイング。痛みがないことを確認し、もう1スイング。ゆっくりしたフォームで振った。
10月28日の阪神戦(甲子園)で一、二塁間の打球に飛び込み、痛めた。約3週間は患部を固定。ギプスを外し、腕を振って走り、ゴロ捕球。患部の回復を待ちながら、医師のゴーサインを得た。「振れて良かった。普通に振れたよ」。状態次第では、スイング再開はもっと遅かった。「トレーナーやコーチに感謝しています」。踏み出した一歩をかみしめていた。