オリックス・吉田正尚が244万円の寄付金贈呈 1本塁打につき10万円【NPB】

 オリックスの吉田正尚外野手(27)が21日、大阪市内で、NPO法人「国境なき子どもたち」のオンライン贈呈式に出席した。

 吉田正は1本塁打につき10万円の寄付を実施しており、今季は14本塁打分の140万円とオンラインでファンから募った4万2320円、4月には新型コロナ感染拡大による緊急支援金として100万円。合わせて244万2320円の寄付額となった。

 昨季から始めている活動で、吉田正は「プロ野球選手となって社会貢献活動をしたいという思いがあった」と説明。実際に寄付した途上国から写真画像も届き「子供たちが喜んでいる写真を見て、また自分も頑張ろうという気持ちになれる」と話した。

 プロ野球選手や球団の慈善活動をサポートするNPO法人「ベースボール・レジェンド・ファウンデーション」(BLF)の協力を受けての活動。昨季分の寄付金額は306万1100円だった。

 本塁打数に応じた寄付額を設定したのは吉田正自身のこだわりから。来季以降の活動継続に向けて「ホームランのこだわりは、自分自身にあります。ホームランは魅力的。一本でも多く打って少しでも印象に残る一本を重ねていけたら」と意気込みを示した。

 また、他球団ではソフトバンク・千賀、楽天・則本昂らも同団体を通じて社会貢献活動を行っているという。

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