新庄氏「最終的には野球が好き」悔いない表情でプロ野球復帰挑戦振り返る
阪神、日本ハム、メジャーで活躍した新庄剛志氏(48)が21日放送のテレビ朝日「報道ステーション」に出演。プロ野球復帰がかなわなかったが、前代未聞の挑戦を終えて「最終的には野球が好き」と悔いなく口にした。
新庄氏は報ステ“スポーツの顔”である松岡修造氏(53)と対談。3打数1安打1四球とヒットを放ち話題となった今月7日の12球団合同トライアウトを振り返った。しかし自身の「勘ピューター」で期限と定めた6日間で獲得オファーはなく、プロ野球選手復帰の道は絶たれた。「最終的にプロ野球選手になれなかったじゃないですか。それが悔しいし、情けないし、身の程知ったし」と思いを語る。
松岡氏から「今までで初めて成功しなかった」と問われると「そうです。そうです。間違いないです」と即答。そして「オーディション受けて成功しなかったことに対して、こんなにつらいもんなのかと分かりました。ものすごく」と胸内を明かした。
新庄氏はインスタグラムを開設して、小学生、中学生に野球を教えるようになり「俺やっぱ野球好きなんだな」と感じたという。「(現役時代)適当にやってたイメージがあったんですよ。教える立場になって、僕が教えます。それで技術が上がる。面白いなあって思って。(それが)もう一回プロ野球選手になるにつながったかな」と説明する。目標は達成できなかったが、「最終的には野球が好き。スポーツが好きなんでしょうね。こんなに好きだったんかな思うくらいの気持ちにさせてくれました」とすがすがしい表情で壮大な挑戦を振り返った。