日本ハム・杉谷、新必殺技は「和牛」 自主トレ国内回帰で「強い体作りを」【NPB】
日本ハムの杉谷拳士内野手(29)が21日、今オフの自主トレ「野生化計画シーズン3」の一端を明かした。
ここ数年は豪州で自主トレを敢行、同地の野生動物から着想を得て、必殺技を磨いてきた。しかし新型コロナウイルスの状況を考慮し、今オフは久しぶりに国内回帰。舞台は南国の小さな離島で、杉谷は島の特産品である和牛に関心を抱いている。
「今年も、何を習得してくるか。牛がたくさんいるみたいでね。トレーニングしてみて、感じたことを必殺技で取り入れたい」
豪州では「カンガルーパンチ」打法や「シャークスライディング」など、同地特有の野生動物から野球スキルの習得に挑戦。だが、ここまで最も機能したのは、ベンチから若手を温かく見守る「コアラワーク」だった。
この殻を突き破るべく、丑(うし)年の2021年に向け、和牛にあやかった新技の開発に燃えている。
自身の影響力も考え島の名前は明かさなかったものの「島だから、どこにもいけませんし、野球をやる環境は抜群に整っている。そこで野生化計画シーズン3」とぶち上げた杉谷。「強い体を作る」をテーマに、誰も予想できないスキルを島の和牛から習得するはずだ。