DeNA三浦監督、抑えは白紙 「三嶋一番近い」も山崎にも期待
DeNA・三浦大輔監督(47)が24日、来季の抑えを任せる投手は白紙であることを強調した。最有力は今季中盤から守護神を務めた三嶋一輝投手(30)だが、人選は柔軟に行う考えを示した。
不動の守護神だった山崎が今季は不振に苦しんだ。代役を務めた三嶋が18セーブ、防御率2・45と適性を見せたことで「三嶋が一番近い位置にいる」と言うが、「現時点で決めているわけではないです」と明かした。
山崎の巻き返しにも期待している。「今シーズン苦しんだ分、次の年は、というところも見ていかないといけない」。ルーキーイヤーから169セーブを積み上げてきた背番号19が復活すれば、ポジション争いはよりハイレベルとなり、チーム力は一段と高くなる。
25日に47回目の誕生日を迎えた三浦監督は「優勝しかないですよ。チーム全員が同じ方向で戦っていけるように」と決意。最善の決断を下すため、守護神の座を懸けたバトルをじっくりと見守っていく。