日本ハムからポスティングシステムで米大リーグ移籍を目指す有原航平投手（２８）がレンジャーズと２年６００万～７５０万ドル（約６億２０００万～７億７６００万円）で合意した、と２５日（日本時間２６日）、ＭＬＢネットワークのマーク・フェインサンド記者が自身のツイッターで伝えた。同投手の交渉期限は米東部時間２６日午後５時（同２７日午前７時）だった。

　同投手の年俸総額が７５０万ドル（約７億７６００万円）の場合、レンジャーズは日本ハムに譲渡金として２０％の１５０万ドル（約１億５５００万円）が支払う。

　レンジャーズは今季２３勝３８敗でア・リーグ西地区最下位に低迷。シーズン終了後に先発の柱として期待されていたクルバーの来季のオプションを拒否し、エース格のリンをホワイトソックスへトレードで放出するなど、先発ローテーションの強化が急務だった。有原はギブソン、ライルズらとともに先発陣の柱として期待されている。

　ア・リーグ西地区には大谷翔平が所属するエンゼルス、菊池雄星のマリナーズが所属しており、来季は新たな日本人対決が注目を集めそうだ。