ソフトバンク・千賀が1億増の4億円で更改 1時間交渉「アメリカの話が長かった」

 パ・リーグ投手3冠のソフトバンクの千賀滉大投手が25日、ペイペイドーム内の球団事務所で契約交渉を行い1億円アップの年俸4億円プラス出来高でサインをした。(金額は推定)

 交渉は1時間以上に及んだ。「アメリカのことが一番長かったと思う」とじっくり時間をかけて話し合いを持ったことを明かした。

 千賀は18年オフの契約更改の席でポスティングシステムを利用してのメジャー移籍の要望を伝えたが、これまでに球団は容認する姿勢を見せていない。昨オフの契約交渉、そして今回と「引き続き話をさせてもらっている」と述べ、「来年はFA(国内フリーエージェント権取得)もあるかもしれないので、その辺の話もさせてもらいました」とも話した。

 今季は5年連続2桁勝利となる11勝で最多勝、防御率2・16で最優秀防御率、奪三振149で最多奪三振と3つの投手タイトルに輝いた。この3部門でタイトル独占は18年菅野(巨人)以来20人目で、パ・リーグでは06年斉藤和(ソフトバンク)以来だった。

 さらに、11月4日のロッテ戦(ZOZOマリン)では野茂英雄氏を上回るパ・リーグ最速で通算1000奪三振も達成した。

 来季に向けては「今季のような野球ができる感謝の気持ちを持ち続けたいし、選手としてはまだ課題があるので一つ一つ克服していけるように精進していきたい」と決意を口にした。

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