田沢純一が台湾・味全入りを発表「野球を続けるべきか悩みました」

 レッドソックスなどで活躍した田沢純一投手(34)が26日、台湾プロ野球の味全ドラゴンズと契約することを発表した。今季プレーしたBC埼玉の公式サイトで、退団報告とともに伝えた。

 田沢はMLB通算388試合に登板し、レッドソックスでワールドシリーズ制覇も経験。今年7月に埼玉入りし、NPB入りを目指したがドラフト指名はなかった。

 味全は昨季、元ソフトバンクの川崎宗則氏も在籍していた。

 田沢のコメントは以下の通り。

 「僕に野球をする環境を与えていただいた埼玉武蔵ヒートベアーズには心から感謝しています。短い期間でしたが、本当にありがとうございました。そして、球場へ出向くことさえ難しい状況の中、熱い声援で応援してくれたファンの皆さまにも感謝しています。ありがとうございました。

 来シーズンは、台湾プロ野球の味全ドラゴンズと契約することになりました。ドラフト会議が終わり、この先も野球を続けるべきなのか長い期間悩みました。そんな中で台湾からオファーをいただき、家族や僕を支えてくれる方々と相談し、ヒートベアーズも海外への挑戦を後押ししてくれました。

 結果、自分を必要としてくれるチームがある限り野球を続けたいと思いました。新たな舞台への挑戦になりますが、さらに成長できるよう、しっかりと準備し、また野球ができる場を与えてくれたチームへの感謝の気持ちを忘れず、勝利のために精一杯投げたいと思います。

 埼玉を離れるのは寂しいですが、これからも応援していきたいと思っていますので、台湾へも声援よろしくお願いします」

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