日本ハム助っ人春季C合流遅れる見通し…政府が来年1月末まで外国人新規入国認めず【NPB】
日本ハム・吉村浩GM(56)は27日、来年2月1日から始まる春季キャンプにおいて、新外国人選手の合流が遅れる見通しであることを明かした。
球団は今オフ、2人の新外国人選手を獲得しているが「通常の年みたいに(日本に)来て、次の日からキャンプというわけにはいかない」と説明。同様に他11球団も対応を迫られるとみられる。
原因は、新型コロナウイルスの国内での再拡大に加え、変異種が世界的に増加していることにある。政府も26日、全ての国・地域から外国人の新規入国を認めないと発表。28日から来年1月末までの期間が決まった。
一方で政府の発表以前から、各球団は危機感を持ち協議の場を設けてきたという。同GMは「(来日の日程を)どのくらい短縮できるか。スムーズな方法がないか。全球団、歩調を合わせて最善策を見つけようとしている」としつつも、現状は「非常に厳しい情勢」と語った。
来季はスケジュール通りであれば3月26日に開幕を予定している。新外国人選手が難しい調整を強いられるのは必至で「練習するにも隔離された練習になる可能性もある。どこで練習するかも含めて検討している」と吉村GM。当面はコロナ禍の行方を見ながらの手探り状態が続きそうだ。