10大ニュース・ソフトバンク編 1位は巨人圧倒の4年連続日本一 2位は…【NPB】

 2020年のプロ野球は、コロナ禍で開幕が大幅に遅れ特別な1年となった。今年も残すところあとわずかとなり、デイリースポーツでは各球団担当記者が独断で選んだ10大ニュースをお送りする。今回は4年連続日本一になったソフトバンク編だ。

 ◆10位 コラス制限選手に

 2月20日にオスカー・コラス外野手を野球協約第60条第2項に基づいて日本野球機構(NPB)コミッショナーに制限選手とする申請を行い、受理されたと発表。キューバ出身のコラスは1月に米大リーグ入りを目指して亡命したと米メディアが報道し、来日のめどが立っていなかった。17年に育成選手として入団したコラスは昨年に支配下登録され、同年8月に球団史上初の初打席初球本塁打を放った。

 ◆9位 長谷川がコロナ陽性 西武戦中止

 8月1日に2軍で調整中だった長谷川勇也外野手が新型コロナウイルスの陽性反応を受けたことを発表。その影響で同2日の西武戦が中止になった。

 ◆8位 プロ6年目の栗原が日本シリーズMVP

 2014年ドラフト2位の栗原陵矢が日本シリーズで打率5割を残しMVPに選ばれた。特に第1戦では巨人のエース菅野から先制2ランを含む3安打4打点、第2戦でも4安打を放った。

 ◆7位 小久保氏がヘッドコーチ就任

 元日本代表監督でダイエー時代には4番として1999年の福岡移転後初優勝に貢献した小久保裕紀氏がヘッドコーチに就任。ホークスのユニホームを着るのは9年ぶりとなる。

 ◆6位 育成出身選手がタイトル獲得

 投手では千賀滉大が3冠(最多勝、最優秀防御率、最多奪三振)、石川柊太が2冠(最多勝、最高勝率)、モイネロが最優秀中継ぎ投手、野手では柳田悠岐が最多安打、周東佑京が最多盗塁のタイトルを獲得。特筆すべきは柳田以外が育成出身ということだ。

 ◆5位 15年ぶり12連勝

 10月10日にロッテに勝ってから同23日の西武戦まで15年ぶりの12連勝を記録。10月21日の日本ハム戦(札幌ドーム)で10連勝としマジック「8」も点灯させた。ちなみに10月は22勝4敗1分けと驚異的な勝ち方だった。

 ◆4位 3年ぶり19度目のリーグ優勝

 10月27日、優勝へのマジックナンバーを「2」として本拠地ペイペイドームで2位のロッテを5-1で下し、3年ぶり19度目(南海、ダイエー時代を含む)、1リーグ時代を含めると21度目の優勝を果たした。8月23日に単独首位に浮上しゴールテープを切った。23日には15年ぶりの12連勝を飾って独走態勢を築いた。

 ◆3位 川村3軍コンディショニング担当が急逝

 9月16日に3軍の神戸遠征に帯同していた川村隆史氏が、くも膜下出血のため死去した。1992年にダイエー(現ソフトバンク)入りしトレーナー、コンディショニングコーチなどを務めた。首脳陣や選手からの信頼は厚く、チームは悲しみに暮れた。

 ◆2位 常勝チームに貢献の内川が退団

 11月2日に内川聖一内野手の退団を正式発表した。01年から横浜(現DeNA)でプロ生活をスタートし、10年オフにFA権を行使してソフトバンクに移籍した。通算2171安打をマークしたが、今季は若手の台頭もあり今季は1軍でのプレーがなかった。

 ◆1位 巨人を圧倒して4年連続日本一

 3年ぶりにパ・リーグを制し4年連続で日本シリーズに出場。セ・リーグ2連覇の巨人に4連勝で4年連続11度目の日本一に輝いた。昨年に続き2年連続4戦全勝は日本シリーズ史上初。一昨年から日本シリーズ12連勝でクライマックスシリーズを合わせるとポストシーズン16連勝と圧倒的な強さを示した。

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