オリックスがアダム・ジョーンズ外野手（３５）に対して、減量指令を出した上で練習メニュー、食事メニューなどをリモートで定期的に管理していることが２８日、分かった。ライザップならぬ“オリザップ”で、メジャー通算２８２本塁打のレジェンドを復活させる。

　１１月の帰国時に、福良ＧＭ、中嶋監督らが立ち会い、来季へ向けて話し合った。ポイントは体重を減らせ！１８８センチ、９８キロの公式体重よりも明らかに太く、慣れない人工芝で下半身のコンディショニング不良に陥った。

　球団ではトレーニング担当、管理栄養士らが体型の目安を示し、減量に向けた動画を添えたトレーニング、食事のメニューを用意。「佐野になって帰ってくる」とジョーンズも前向きな姿勢を示したという。

　チームメートの佐野は１８２センチ、７３キロのスリムな体型で俊足が売り。目指すはメジャー時代のような走攻守三拍子そろった選手だ。

　球団関係者は「コミュニケーションを取りながら。“現在はこういう状態だ”という報告は受けています。シーズン中よりいい感じですね」と明かす。

　今季は打率・２５８、１２本塁打、４３打点と期待外れに終わった。“オリザップ”で来季は結果にコミットしてみせる。