西武・松坂 来春2軍C 辻監督「本当の意味で最後と思ってやるんじゃない」
西武の松坂大輔投手(40)が、来年2月の春季キャンプをB班(2軍)でスタートする。14年ぶりに古巣復帰した今季は7月に脊椎内視鏡頸椎(けいつい)手術を受けており、辻監督は「当然、下(B班)の方でやるだろうから、自分のペースで」と説明した。
今春キャンプはA班(1軍)で調整し、開幕ローテ入りが内定していたが、コロナ禍で開幕がずれ込んだ間に状態悪化。最終的に1軍登板なしに終わった。来季は所沢でキャンプインし、第2クールから高知で汗を流す。
辻監督は「本当の意味で最後だと思ってやるんじゃない。それでどこまで回復できるか。1軍のマウンドに上がれるようにしっかり調整してほしい」と期待を込めた。
今オフに1000万減の年俸2000万円で1年契約を結んだ松坂。球団を通じて「来季はメットライフドームでの勝利を目標にサポートしていただいている球団、応援してくれているファンの方々に少しでも恩返しができるようにやっていきたい」と復帰に意欲を燃やしている。