楽天・牧田 苦手ソフトバンク封じは攻め「初球から勝負球」【NPB】
楽天・牧田和久投手(36)が30日、王者ソフトバンクの強力打線を攻めの投球で封じていく考えを示した。
3年ぶり日本球界復帰となった今季は52試合で2勝2敗2セーブ(22ホールド)、防御率2・16という好成績。だが、ソフトバンクとの対戦防御率は5・79だった。
牧田は「先頭に四球を出してしまって、打たれたくないというのが出てしまってボール先行となり、ストライクを取らなきゃというところで甘く入って打たれることが多かった」と振り返った。
日本シリーズ4連覇達成の王者ではあるが「強いという意識をし過ぎた」と話す。それでも「強気にストライク先行でいきたいが、そこをどんどん振ってくる」と簡単には封じられない打線だ。
だからこそ「初球から勝負球のつもりでいく。しっかり高さ、コースを投げないと抑えられない」と牧田。悲願の優勝には打倒ソフトバンクが必要な要素。「選手一人一人が自分の役割を考えてやらないと日本一はない」と強い気持ちでリベンジのシーズンに挑む。