ヤクルト・高津監督、山田哲に40発&40盗塁熱望 前人未到も「もちろん見たい」
ヤクルトの高津臣吾監督(52)は30日、不振からの復調を願う山田哲人内野手(28)に「40本塁打&40盗塁」を熱望した。日本球界では前人未到の記録だが、指揮官も「可能性はある」と太鼓判。さらなる飛躍へエールを送った。
今季の山田哲はケガに泣いた一年だった。94試合の出場にとどまり、打率・254。12本塁打。盗塁は7年ぶり2桁に届かない8に終わった。それでも、指揮官がシーズン中から寄せる厚い信頼はオフに突入しても変わらない。
「ケガなく試合に出続けてくれればいい。そうすればすごい数字を残すと思うし、チームの勝ちにつながる」
打って、走って、そして前人未到の大記録へ。「もちろん見たいですよ」。完全復活を願い、15年以来6年ぶりとなるVへけん引する活躍を期待した。