楽天・松井、五輪は“抑え”で狙う 再転向で夢舞台つかむ【NPB】
楽天・松井裕樹投手(25)が2日、抑え再転向で結果を残し、今年に延期された東京五輪出場を狙う考えを示した。
一昨年にセーブ王に輝いたが、先発に転向した昨季は思うように結果を残せず。終盤には中継ぎ、抑えなどを任され、25試合で4勝5敗2セーブ(8ホールド)、防御率3・18。以前から五輪出場を熱望していた左腕は「(20年に)やっていたら出られるような状態ではなかった」と振り返り、1年延期で「僕にとってはチャンス。鼻息を荒くしていきたい」と思いを示した。
昨年11月に石井監督と話し合い、抑えに再転向。「そこ(抑え)を任せてもらえるうれしさはある」と意気込む。「(五輪は)当然出たいので、良い結果を残したい」。絶対的守護神の存在感を見せ、夢舞台を引き寄せる。