高知・森木、目標は甲子園V&ドラ1 MAX151キロ右腕が始動

 今秋のドラフト1位候補で、最速151キロを誇る高知の森木大智投手(2年)が4日、始動した。

 「気合入れてやっていこうと準備していた」と、勝負の21年は初練習からブルペン入り。捕手を座らせ「8割の力」で40球を投じた。この時期には異例ともいえる投げっぷりに、プロ唯一の視察となった楽天・山下スカウトも「これだけ投げられれば十分。しっかりやっている証拠」と目を細めた。

 新年の目標には「甲子園優勝」と「ドラフト1位指名」を掲げた。昨秋は四国大会1回戦で敗れ、センバツ出場は絶望的。夏が甲子園のラストチャンスとなる。「行きたい、じゃなくて、行く。とにかく甲子園で勝つ」。“高知の怪物”が、どでかい目標へ全開で走り始めた。

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