大阪桐蔭・松浦&関戸、春夏連覇や ドラ1候補の左右両エースが新年の誓い

 センバツ出場を確実にしている大阪桐蔭が4日、毎年恒例の野崎観音を参拝後、大阪府大東市内の同校グラウンドで今年初練習を行った。今秋ドラフト1位候補で、左右のエースを担う松浦慶斗投手と関戸康介投手(ともに2年)が「春夏連覇」を掲げ、さらなるレベルアップを誓った。

 「2020年は苦しい1年でしたが、今年はリセットして公式戦全勝を目指していきたい」。新チームから背番号1を背負う左腕・松浦がそう意気込めば、最速154キロの関戸も「昨年はケガで悔しい思いをした。最後の年、自分たちの代で連覇したい」と聖地の頂点を見据える。

 昨秋は大阪大会で優勝したものの、近畿大会・決勝で智弁学園に3-7と完敗。「このままでは勝てない」と感じた西谷浩一監督(51)は、チーム力の底上げをテーマに11月は平日も試合を実施した。反対に、レギュラーメンバーはひたすら打ち込みや投げ込みを行い、12月からは全体で基礎的な強化練習に取り組んだ。

 すべては、春夏連覇達成の18年を最後に遠ざかっている「日本一」になるため。「チームを勝たせられる投手になりたい」と力を込めた松浦と関戸。進化の止まらないタレントぞろいの大阪桐蔭が、まずは春の甲子園でその実力を見せつける。

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