プロ野球 春季キャンプは予定通り行う見通し「粛々とやっていきたい」

 日本野球機構(NPB)は5日、仕事始めを迎え、プロ野球の斉藤惇コミッショナー(81)は週内にも発出される予定の緊急事態宣言後でも、2月から行われる各球団の春季キャンプを予定通り行う見通しを語った。各球団のコロナ禍での減収を補うプランとして、来季以降の試合数増の可能性も示唆した。

 同コミッショナーは「(昨年12月から)そう簡単にコロナの状況が改善するとは思っていなかったので、かなりしっかりとした準備をしたつもり」とキャンプ地となる自治体、医療関係者とも綿密に対策を練ってきたと説明。その上で「よほど状況が悪化しない限りは、粛々とやっていきたいと思っている」と見通しを語った。

 またコロナ禍で昨季は試合数が120試合に短縮され、観客動員の制限もある中で各球団が減収となったが、対応策として「1つ考えられるのは試合数。今は143ですけど、試合数が増えればある程度お客さんにも来ていただけるし、収入も増える」と話した。

 今季は公式戦143試合、日本シリーズ等の日程が発表済みで、東京五輪で7月19日から8月12日までの中断期間も含まれることから「今年は(上限は)143というところでいくと思う」とした。

 だが「来年、再来年にかけてコロナが完治できるというか、態勢ができれば1つは試合数というのはあると思う」と来季以降の試合数増に関して、今後議論されていく可能性を示唆した。

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